『峰 の 櫻』(おやひこさま物語)
おやひこさまを知る好書
彌彦神社宮司 大森利憲著
「ゆくぞう」それを合図に、男たちの列はゆっくり歩みだした。 今から2600年の昔、熊野(和歌山県)の美林に囲まれた集落でのできごとである。 これが、今の新潟県、越の国のはじまりであった。 列をひきいた男の名は天香山命(アメノガゴヤマノミコト)という。 熊野からおくだりになり、越後の人たちに漁業や塩作り、農業、製鉄などを教えた彌彦神社の御祭神、天香山命。 そして、熊野からはるばる夫を訪ねてきた妃、熟穂屋媛命(ウマシホヤヒメノミコト)の悲しい宿命。 盗賊に盗まれた御神宝を探しに流浪を続ける雅彦(ワカヒコ)。 越後一ノ宮おやひこさまにまつわる数々の伝説をもとに書き下ろされたこの本は、彌彦神社を知るための格好の読み物である。 巻末の「弥彦の神さま」は、天香山命の妃と御子孫の鎮座地を紹介してあり、ご参拝の手引きに絶好である。 |
B6版/並製/160ページ/カバー付 定価1600円(税込み) 送料310円 |
彌彦神社物語 絵本『峰のさくら』500円(税込み) 9月1日より発売 |
ビデオ『峰の櫻』同時発売 |
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